1人で山に行くという挑戦
2019年9月に富士山に登って以降、旦那は山に対しての熱がなくなってしまったようで、ここからは一人で山に行くとこになります。
さて、問題は運転です。
運転すると目が回ってしまい、怖いので遠出の運転は旦那に頼っていました。
ですから、ハードな山には登らず、イージーな山歩きを選び、まずは一人で長時間運転することに慣れよう!
そう思い、尾瀬ヶ原ハイキングを選んだのです。

「1人で山に行く」これは、私にとって挑戦でした。
尾瀬ヶ原で紅葉を楽しむ
2019年10月下旬
この年の紅葉は全国的に遅れていました。
美しい紅葉を楽しみに、胸を高鳴らせながら車を走らせます。
いつも嫌だなぁと思っていた運転も、山に向かうとルンルンです。
富士登山以降は体調も良かったので、運転も何ら問題なく歓喜!!
さて、戸倉地区にある尾瀬第一駐車場に駐車したので、乗合タクシーを使い鳩待峠まで向かいます。

良かった!!
尾瀬ヶ原では紅葉のピークは越えていても、山紅葉と草紅葉を合わせて見ることが出来るではありませんか!!

一気にアドレナリンがブシャーーー!!!
美しい景色と、1人で来れた!という感情が沸き上がり、もう興奮しちゃいましたよね。
この日は曇りで、残念ながら燧ケ岳と至仏山が雲に隠れてしまっていましたが、それでも私には十分すぎる。
なんじゃこりゃ、尾瀬ヶ原を侮っていた、、。

フンフン鼻息荒立てながらガシガシ歩きます。
私は、この時アドレナリンのせいで気付いていなかった、、、。
右膝の異変に。
当初は牛首分岐で周回しようと考えていましたが、気持ちが高ぶっていたのと、時間もあったので弥四郎小屋まで向かうことにしました。
弥四郎小屋まで歩く周回コースだと20㎞歩くことになります。

弥四郎小屋の前のベンチでおにぎりを食べて休憩したら、東電小屋~ヨッピ吊橋の方面に歩き始めます。
なんだか、ひたすらの湿地帯に少し飽きてきて、休憩をはさんだことにより私のアドレナリンが切れ始めました。
それと同時に、、、
右膝が痛いことに気付きます。
木道だし、下り坂がある訳じゃないから平気だろう。
そう思ってましたが、どんどん痛くなります。
おいおい、木道だぞ??
木道で、こんなに膝が痛くなるもんか??
最後の方はブツブツブツブツ念仏を唱えるように独り言をいい、冷や汗をかきながら顔を歪めヨボヨボと歩きました。
大股で歩き過ぎたか?
ペースが速かったか?
富士登山での負担がでたか?
どちらにせよ、身体と体調のコンディションをしっかりと把握しなくていけないという反省になりました。
すぐに興奮してしまうのが私の悪い癖。
落ち着け、私!!

美しい景色と、1人で来れたことに対して完全に舞い上がっていましたね。
いかんいかん。
富士登山のときは、無理しないで下山したくせに、尾瀬ヶ原ではやらかしましたよ。
結局、この膝の痛みは2か月続きました。(トホホ)
おわりに
曇りとはいえ、この美しい景色に感動したと共に、私はまだまだ見たことのない素晴らしい景色をこの目で見たい!!と強く思いました。
私の挑戦はまだまだ始まったばかり。
これからは、もっと遠方への運転、ハードな登山へと徐々に身体と心に相談しながら挑戦していきたいと思います。
山って素晴らしいですね!
同じ山に行っても、季節や天気によって、そして自分のコンディションによって見えてくる景色が全く変わるのですから。
尾瀬ヶ原にはまた行こうと思います。
何度も足を運んで、いろんな顔の尾瀬ヶ原を見たいと思いました。

ありがとう、尾瀬ヶ原。
私の挑戦はまだまだつづくよ。
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