山行エピソード

人生で初めての富士登山に挑戦した|富士山はわたしを元気にしてくれた

富士山に登ろうと思ったきっかけ

私は、不安障害という精神疾患でした。

苦しかった4年間、それでも4年で済んで良かったと思っています。

当時、精神安定剤を減薬中であとは1/4錠というところまで減薬できていました。

しかし、そこからなかなか減薬・断薬がうまくいかなく具合が悪くなっては寝込んでいる状態から何とか脱出したいと強く思っていました。

そこで、、、

はる
はる
何か大きな目標を掲げて、それに向かって頑張れば状況は良くなるのでは?

そう思って、前々から憧れていた富士山に登る」ということを目標にしたのです。

旦那も賛成してくれ富士山まで練習登山も全て付き合ってくれました。

そんな感じで私の登山人生のはじまりはじまりです。

富士山に登ることを目標に、近場の低山から登る練習をしていくうちに体調はどんどん良くなっていくことを実感できました。

これは、すこぶる嬉しかったですね。

車を運転しても目が回ることもなくなり、夜中に悪夢を見ることも、30分おきに目が覚めることも、目が覚めると泣いているなんて事もなくなりました。

電車に乗っても身体が震えたり、動悸で胸と息が苦しくなることも一度もなくなりました。

死にたい、苦しい4年間に終止符を打つことが出来たのです。

これはもう嬉しすぎて涙涙。

やったぞーーーー!!うおーーーー!!

そう、太陽の光を肌で感じ、地に足付けキツイ斜面を自分の足で登り、登り終えた後の達成感は私の心と体を元気にしてくれたのです。

富士山に登る

1日目

2019年9月上旬。

いよいよ、低山での練習が発揮される時が来ました。

富士登山当日は、台風が過ぎ去り前日までの大荒れの天気が嘘のよう。

空気は透き通り、風も穏やかで、遠くの景色まで見ることができ「うおーーー!!これは神様からのプレゼントだ!ありがとう神様!」と思えるくらいの快晴でした。

さて、吉田ルートで登り始めます。

5合目から歩き始めて、既に絶景。感動。富士山ありがとう。

今まで低山で練習してたわけですから、この景色だけでも心が高鳴りましたね。

そして、練習したのが功を制したようで体力、気力共に余裕をもって登ることが出来ました。

想像していたよりも体力を残して、1日目は本8合目にあるトモエ館に到着。

夜はこちらに宿泊させていただきました。

小屋の前では、人生で初めて見る雲海に感動。

私、いま雲の上にいるんだ、、、すげぇ、、、、。

夕焼けも見ることができてもう幸せ。

雲に乗れそうだ、、、。

夕飯も有難く頂きました。

そして、ここから私の試練が始まるのです。

噂には聞いていましたが、想像を超える寝床のスペース。

右には旦那、左には体の大きな男性外国人。

体が重なり合ってしまうスペース。

まぢか、、。

まさかの両サイド男性とは、、(右は旦那)

そして左にいらっしゃった男性外国人が眠りにつくと、魚の腐ったような寝息をこちらに放ってきます。

さらに、旦那の隣にいらっしゃった男性外国人はオナラが止まらない様子。

はる
はる
か、、、過酷すぎるぅぅぅ!!(くさい!)

結局、臭いと身動きがとれない程のスペースで殆ど寝れませんでしたね。

2日目

おはようございます。

体力、気力共に余裕をもって1日目を終えたはずなのに、寝不足でゲッソリとなって迎えた2日目。

ご来光は小屋の前で拝みました。(夜中に出発なんて無理)

一面雲海で朝焼けが始まります。

こんなに美しい朝焼けは初めてで感動する。

なんて神々しい!!

御利益ありそうな素晴らしいご来光!ありがとうぅぅ!!

夜中のうちに山頂に向かわず、小屋の前でご来光を見る人も意外と多いのだなぁと思いましたね。

はる
はる
きっと皆寝不足なんだな、、お疲れ様!そして2日目頑張りましょう!!

なんて思いながら小屋に戻り、太陽が完全に出て温かくなるまで寝床でゴロゴロすごしました。

流石に、この頃には寝床にいるのは私と旦那の2人だけ。(マイペース)

そして、泊まらせてくれた山小屋に感謝して、いざ!!登頂目指して頑張るぞ!!と意気込み出発します。

富士山

しかしながら、寝れなかった代償は大きかった。

出発して早々「く、、、苦しい」

ゆっくり歩いても息が切れてしまう。

何度も何度も立ち止まります。

割と寝れた旦那は大丈夫そう。

足を停めれば話せるし、苦しくないが、一歩でも足を動かすとキツイ。

それでも一歩、一歩ゆっくり歩いてきて山頂まで残り400mの9合目の看板が見えてきました。

しかし、頭がクラクラし始めました。

そして何となく気持ち悪い。

まずい、、高山病か?

旦那
旦那
俺は大丈夫だけど、どうする?下山してもいいよ?

くそぅ!山頂見えてるじゃないか!

どうする私、、

私は大きい岩に座って少し考え、、、

はる
はる
下山しよう。子供たちが待ってる。元気な姿で帰る。

9合目を100m程過ぎたところで、山頂が見えていましたが下山を決意。

旦那も「それがいいね」と文句ひとつ言わずに一緒に下山してくれました。

さらば、山頂。

下山を始めるとすぐに頭のクラクラはなくなり、息苦しさもなくなりました。

もう少し頑張れば登頂できたでしょう、、。

でも無理してまで登頂する必要はないのです。

私は山に登って元気になったのだから、元気な姿で帰らなければ意味がない。

下山した後は、登頂できなかったにも関わらずとても達成感がありました。

とても楽しかった。

富士山、ありがとう!!

宿泊させてくれた山小屋もありがとう!!

初めての経験しかなかった。

全てが初めてだった。

とても充実した2日間だった。

帰りに、子供たちとお義母さんにお土産を買って、家では富士山の話をいっぱいしました。

おわりに

富士山に登る頃には精神安定剤の断薬がうまくいき、現在では完全に薬なしの生活を送るとこが出来ています。

病気中は抵抗力もなく、すぐに風邪をひき、その風邪は長引き寝込むことが多かったのですが、山登りを始めてから抵抗力も随分と取り戻しました。

私にとって「富士山に登ろう」と思ったことにより、そして行動に移したことにより人生に光をさしました。

山登りに出会えて良かった。

自然は偉大ですね。

そして、練習登山から富士登山までのすべての山に付き合ってくれた旦那にはとても感謝している。

子供たちを預かってくれたお義母さん、いい子にお留守番してくれた子供たち、皆ありがとう。

本当にありがとう。

こんなに元気になったよ。

山登りに関しては、体力・実力・知識すべてにおいて未熟者ですのでこれからも笑顔で山に行けるよう楽しみながら勉強をしていきたいと思います。

長い文章でしたが、最後まで読んでいただき有難うございました。

今後とも宜しくお願い致します。

 

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動画で伝えきれなかった、伝え忘れたことなどをブログで記録に残しています。

良ければ動画も合わせてご覧いただけますと嬉しいです。

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