山行エピソード

子供たちと富士山へ|七合目までの旅

息子が富士山を登りたい!!と言う。

しかし、息子は小学3年生、娘は小学1年生。しかも、息子は喘息持ち。

山頂まで行くには、だたただ辛い思いをさせてしまうだけになってしまうし、高山病や喘息発作が出てしまう可能性もある。

楽しく登って、楽しい思い出となって欲しかったので七合目までの旅にすることにした。

子供たちにとって初めての富士山

富士登山に向けて、一週間前と前日に小児科にて息子の喘息の診察をしてもらう。

先生に富士登山OK!頑張ってきてね!と言ってもらい、念のため発作を起こした時の薬を2種類処方してもらった。

今まで低山で沢山練習したし、喘息の経過観察もOKだったし、これで準備はOK!!

    スバルライン五合目で1時間程、気圧に体を慣らすために過ごす。

   大きな肉まんを頬張り小腹を満たす。

六合目までは子供たちも旦那も余裕の表情だったが、六合目に着くと娘が少し頭が痛いと言う。

まじか、、、、。これはマズいぞ。

六合目で1時間程長めに休憩することにした。

と言っても、帽子とサングラスを取ったら楽になったと言う。

帽子が窮屈だったか?

サングラスで耳の後ろが痛くなったか?

どちらにせよ体調が悪くなった訳ではなさそうだ、良かった。

六合目から七合目に向かうが、娘が飽き始める。

景色が同じ!

ジグザグ道がつまらない!

砂利で歩きづらい!

雲がかかって景色が見えない!

小屋はまだか!

ウダウダ歩きながら文句を言い始めて、その姿が面白くて笑えた。

一方、息子はやる気満々でグイグイ歩いて、休憩する度に早く行こう!と言う。

兄妹を同じペースで歩かせるのが難しかった。

五合目から5時間かかって七合目のトモエ館に到着。

16時半に夕飯のカレーを頂いた。

「学校のカレーより美味しい!こんなに美味しいカレー食べたのは初めてだ!」と息子が感動していると、小屋の人たちがニコニコしながら息子と色々話をしてくれた。

とても雰囲気の良い小屋だった。

4名個室の部屋で快適。

子供たちは瞬殺で寝た。

夜中に2時に全員起こして星空も見た。

朝の4時半に起きてご来光を見る。

天気も良くとても美しかった。

その後、朝食を食べてから下山。

流石に疲れたようで、もうすぐ五合目ってところで子供たちがバテ始めるが、家族全員健康に無事下山!!

良かった!!

おわりに

子供たちのとったら初めての富士登山。

初めての山小屋泊。

初めての満点の星空。

初めてが沢山の楽しい旅になった。

子供たちにとっても、私にとってもいい経験、いい思い出となった。

来年以降、子供たちと山頂チャレンジしたいと思う。

ありがとう富士山!!!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。